
アルミホイルに変色、穴あき、または溶けるなどの現象が発生することがあります。
(この現象を「腐食」と称します 。)
腐食の発生部分は体には害はありませんが、これら発生を未然に防止するために発生の理由をご理解いただき、楽しくご使用いただけますよう発生原因と、注意事項を下記にまとめました。
実際にはご使用される条件・環境(温度、湿度、使用方法、保管場所)がさまざまですので完全に腐食を防止するのは難しいですが下記に述べる幾つかの点に注意していただければ腐食発生を軽減させる事が出来ます。
腐食しないアルミホイルが理想ですが、食品用途のアルミホイルの表面にはなんら処理をしていない無垢な常態になっております。そのためアルミホイルの表面は環境に対して大変繊細であることをご認識いただきましてご使用頂きたくお願いします。
※市販されているアルミホイルはどのメーカー様製も同様です。
当社では元々業務用のプロのお客様を主として業務用アルミホイルを販売しておりましたがインターネットでの販売を始めて一般のお客様よりアルミホイルの性質とその使用方法に問題があることを感じましたので改めてアルミホイルの腐食の要因とその原因について皆様へお伝えした方が良いと判断しました。
これらのアルミホイルの性質を勘案して当社ではアルミホイルの管理には乾燥した倉庫でメーカーより仕入れした商品を出来るだけ早く新鮮な状態でお客様へお届けするようにする事(鮮度管理)が
アルミホイルには重要だと判断してアルミホイルの鮮度管理に力を入れています。
尚、新しいアルミは
「日常使用する食物中のアルミニウムは、健康に悪影響を与えることはない」
[FDA(米国連邦食品医薬品局)]
「アルミニウムもしくはアルミニウムを含む製品の使用に影響を与えるような、アルミニウムとアルツハイマー病との間の仮説を証拠立てるものが存在するとは信じていない」
[アルツハイマー病協会]
「食品や調理からのアルミニウムの生体内への取り込み量は極めて微量であり、健常人にとっては毒性の面から無視し得る」 [東京慈恵会医科大学 清水英佑教授]
「アルツハイマー病の原因となる物樵についてはまだ不明のままですが、いずれにしてもアルミ製の調理器具やアルミニウムを含む食物などからの影響を心配する必要はないでしょう」
[東京大学医学部 真鍋重夫助教授]
<参考資料>軽金属製品協会「アルミ製品と健康」「アルミニウムと健康」より

1.アルミホイルの腐食要因とその原因
イ)水による腐食
直接アルミホイルに水がかかるとか、水没、結露などにより水とアルミが反応して水酸化アルミに変化します。水酸化アルミは白色や黒色に見えるため腐った印象を受けます。
ロ)酸、アルカリによる腐食
アルミは両性の金属といわれており、酸にもアルカリにも水素を発生させ溶解します。酸は水素イオンの還元、アルカリは水に分解で、両者とも細かい灰色の点の集合で更に進行すると穴が空きます。
ハ)電位差による腐食
金属は固有の電位を持っていますが、多くの金属はアルミより高い電位を示すために、それらと接触あるいは通電させる溶液が介在すると電位差が生じて腐食(電食)が発生します。(微弱な電気が流れる結果です。)
※腐食(電食)を起こしやすい金属は水銀、鉄、銅などです。
2.要因別の使用上の注意点
イ)水分による腐食の防止
i)アルミホイルの持つ温度と外気温の温度差があると結露が発生します。
(アルミホイルの温度が外気より低いほど結露の発生が顕著です。)
※結露とは冷蔵庫からビール瓶を取り出したときに付着する水滴や冬に窓ガラスに付着する水滴のことです。
ii)注意する点
a)温度差の激しい場所におかない事
b)使用後は扉のある中か引き出しの中などに保管し、湿気を避ける。
c)なるべく早く使い切る事。製造後1年以内に使い切る事が望ましい。
☆当社はメーカーが製造した製品を1日も早く新鮮な状態でお届けするようにしています。
ロ)アルカリによる腐食の防止
i)注意する点
a)酸性度の高い食品に直接触れさせない事
b)特に梅干容器や醤油等のふたに使用しない事。酸と塩分で腐食の進行が更にはやくなります。
ハ)電位差による腐食の防止
i)注意する点
a)アルミ以外の金属と接触させないことが大事です。
鉄との接触は電食(腐食)を早めます。(ステンレスも同様)
b)ケース1としては鉄なべの煮物の中に落し蓋として使用し、煮物の汁(塩分)を通して通電し、電食が起きた。→塩分と高い温度は促進を高める事となります。
c)ケース2では鉄製の釜で五目御飯を炊いたときに、底に敷いたアルミホイルが
溶けてしまった。→鉄との接触、通電、塩分、高湿度当が重なった結果。
d)ホーロー仕上げのなべや調理器は表面が陶器で覆われているために傷がついて
いない限り腐食は発生しません。
つまり、当社は、古いアルミホイルを電食(腐食)を早める環境で料理にお使いにならない事をお勧めします。 |